今年(2025年)は少し思うところがあり、「京都一周トレイル」をもう一度歩いてみようと思っています。
まずは1月13日、ちょうど予定のない祝日だったこともあり、伏見・深草コースに出発です。伏見・深草コースのスタート地点は京阪の伏見桃山駅。駅近くの踏切横(大手筋商店街への入り口)に、「1番」の道標があります。
明治天皇陵から伏見桃山城へ
道標を辿って最初に通るのは明治天皇陵。その後、伏見桃山城へと向かいます。実は伏見桃山城周辺には、昔「キャッスルランド」という遊園地がありました。幼い頃、家族と一緒に出かけた思い出の場所ですが、いまは当時の面影を感じる程度です。
大岩山展望所からの素晴らしい眺め
次に伏見北堀公園を経由して大岩山へ。標高こそ182メートルと高くはありませんが、大岩山展望所からは素晴らしい景色が広がり、この日は天候にも恵まれて遠くまで見渡せました。展望所を下ったところにある大岩神社の鳥居は、いつ訪れても独特の雰囲気が漂っていて、思わず足を止めてしまいます。
伏見稲荷大社から稲荷山(230メートル)へ
さらに住宅街を抜けながら進むと、伏見稲荷大社へと至るルートに出ます。せっかくなので稲荷山山頂である一ノ峰にも立ち寄ることにしました。
病気療養からの回復を実感
病気療養を終えた後の2020年秋、リハビリも兼ねて山歩きを始めました。当時はこれくらいの行程でも息が上がってしまい、大変だったのを思い出します。それが今では体力も戻り、こうして気持ちよくトレイルを歩けるようになったことを実感し、嬉しく思いました。
次回は東山コースへ
本当はこのまま東山コースに入り、蹴上まで歩くつもりでした。しかし、出発が遅くなってしまったこともあり、今回は伏見・深草コースだけで切り上げました。次の機会は東山コースに入ります。
朝早い時間に、人気の少ない山道を歩くのが、私にとって一番のリフレッシュになります。
ふだん四条烏丸のビルの中にいる時間が長いので、余計にそう感じるのかもしれません。
あせらず慌てず、安全第一で歩いてみようと思います。みなさまも、ぜひ。